木部を塗装ではなく板金工事で
令和元年11月1日から17日
かなり前からお話を頂いていたのですが、台風21号が来てバタバタとなり、ようやく施工の運びとなりました。台風の被害により屋根は葺き替え工事がすでに終了していましたので、今回は外壁と付帯部の塗装となります。
付帯部の中で、破風や小窓に木部分が有り、先回塗りつぶされた塗膜はかなり剥がれて水を吸い痛んでいました。そこでこれから先のことを考えて、塗装では10年耐久することは難しいだろうと、すべて木部には今回板金を巻くことにしました。
外壁はシーリングの打ち替えから行い、不要な配線や金具などを撤去した後の穴などもパテ埋めし、モルタル部分には弾性マスチックを施してから上塗りを進めていきました。
換気扇などが取り付けられた木部も露出している部分はボロボロになってきていたため、露出せずに壁内に納まるよう木工事をして調整するようにしてからシーリングで収めました。
軒天井のプリント板は、切妻の頂点部分が雨が掛かり痛んでいましたので張り替えを行うようにしました。
塗装が仕上がりに近づいた段階で、木部の板金を順番に2日掛けて打ち付けていき、外壁との取り合いなどにはシーリングをしてから、外壁の色でタッチアップをしました。
足場のある時に全ての窓の網戸も張り替えて取り付け、エアコン化粧カバーなども復旧し、こげ茶の板金を付けたこともあり全体的に落ち着いた印象の色合いに塗り替えが完了しました。