令和3年9月22日から29日(和歌山県海南市)
瓦棒と呼ばれる屋根の塗装ですが、先回の塗り替えから15年が経過し、さびが所々目立つようになってきていました。また塗装が大きくめくれ板金素地が出てきている部分もありました。
鉄部はさびの進行が進みだすと早いため、少し前から気になっているとご連絡を頂きました。
まずケレンをしっかりと行い、弱った旧塗膜やさび部分を落とすようにしました。また一部腐食して穴が開いている箇所は忘れないよう目印をしながら進めていきました。
軒樋を汚さないよう養生して塗装を始め、小口部分も脚立を使って塗り残さないようにしました。
さび止めは錆が進んでいるためさび転換剤を用いて、黒さびにしてから色の塗装を行うようにしました。
色は2階の屋根が瓦でしたので、それに合わせたグレーとなりました。室外機がありましたので少し移動させて、周辺を先に仕上げてから元の位置に戻すように日程を調整しました。
2回目の仕上げの塗装の前に、穴の開いた部分を補修し雨水が入らないように処置するようにし、竪樋なども先に復旧させて仕上げの後に屋根に乗らなくても良いように進めていきました。
また同じような1階部分の屋根がお隣りにあり、作業を見てお声を掛けて頂きましたので、続いて塗装するようにしました。ありがとうございました。(和歌山県海南市にて)