令和4年7月4日から28日(大阪府泉南郡岬町)
数年前にお問合せ下さり、その際はもう少し経ってから・・ということで今年施工させて頂くタイミングとなりました。周囲に建物がないため非常に日当たりの良い立地で、チョーキングが進行していました。紫外線や風雨を考慮して、耐久性のある2液型の、外壁は水性無機で、付帯部は溶剤の無機塗料で塗り替えることになりました。
まずシーリング工事からですが、南面を中心に日焼けによりボロボロになっていましたので撤去してからボンドブレーカーのチェックをし、軒との取り合いも含めてすべて仕上げの色に近い色合いのシーリングで打ち替えました。
その後チョーキングを洗い落とすように高圧洗浄を縦横に当てながら進めました。鉄部の板金はケレンした後、錆びた釘はスクリュー釘に交換してから塗装を行うようにしました。
また南面にある黒色の幕板の旧塗膜がかなり剥離したため、外壁の基材が見えた劣化部分を含めて、シーラーを3度塗りして素地を調整するようにしました。
下地がしっかりと出来上がってから各部分の色の塗装へと入っていき、外壁の色は実際に壁に塗ってみて確認し決定するようにしました。
付帯部が仕上がってから配管のバンドを取り付け、足場があるので交換しやすい2階の窓の網戸の張替えなどを一緒に行いました。
玄関周りにはタイル部分がありましたので、クリアー塗装を追っかけで2度塗りして撥水性能を持たせました。
最後にエアコンの化粧カバーや照明の復旧、外壁の塗装に関連ありませんがソーラーパネル蛇腹配管が割れてきていましたので雨が入り込まないようカバーを取り付けたり、天窓のシーリングが劣化していたためシリコンシーリングを打ち替えたりと気づいた点はついでに行うようにしました。
とても暑い時期に加えて雨の日もあったため、工事期間が長くなってしまいましたが、長持ちする無機塗料でしっかりと完成させることが出来ました。(大阪府泉南郡岬町にて)