平成30年11月26日から12月10日(和歌山市岩橋)
浴室の換気扇まわりの黒ずみが目立ってきたため、ついでに外壁の状態がどうかな?と気になったというお問い合わせでした。換気扇については日陰の面であることと、カーポートとの兼ね合いで乾燥しにくいためコケが生えると思いましたので、機械を新しくして位置を隣面に移動させることにしました。
また雨の日の洗濯物の干場が欲しいとのご要望もありましたので、裏側の外壁にテラスも新しく取り付けることにしました。
外壁はサイディングのシーリングを打ち替えた後、換気口のフードなど外せるものを取り、塗りやすいようにしてから4面をすべて養生し、まず浸透型のシーラーで下塗りを行いました。
塗膜がめくれて吸い込みが大きい部分は補修塗りで回数を重ねて、色が均一に仕上がるように注意しました。
外壁の色は元の色よりも少し明るめにし、軒天井や樋など付帯部は元の色に近いもので復元する色合いへと決定しました。
屋根は遮熱塗料のアドグリーンコートを採用し、下塗りに回数をかけてから、つや消しブラックの2回塗り仕上げで完成させていきました。気温が下がってきた時期でしたので、乾燥確保のため、一日1回ずつ塗り重ねることや午後の早い時間帯に塗装を終えるようにして、霜対策を取りました。
冬場で風の強い日があったり、山に近い場所柄もあり気温が思ったより上がってこなかったり、と屋根の塗装に時間を取りましたが、12月前半で完成させることができました。
最後に、特に笠木まわりを念入りに清掃して、仕上げのラインを直線で出すことを意識し、基礎のクリアー塗装やカーポートやテラスの屋根を復旧させて終了しました。
(和歌山市岩橋にて)