平成28年12月9日から28日(和歌山市紀三井寺)
使用塗料:無機UVコート、無機UVコートルーフ
台風の際に窓枠に雨漏れがしたり、2階の窓から見える瓦が割れてしまっている、換気フードの破損など前回の塗り替えから15年近くが経過し、気になる部分がありもう一度塗り替えたいということでした。
吹付で模様が付き厚みがあるためシーリング部に切れなどが見られませんでしたので、外壁の色の塗り替えと屋根を修理してから、ひさしや樋の金具などのさび処理を行ってから塗装を行うこととしました。
洗浄の際にまずは雨漏れのチェックを行いました。いろいろと試験した結果、1階の屋根端部から漏れていることが分かりましたので板金工事で水切りを瓦近くまで垂れを大きくすることで解決することとし手配しました。
屋根瓦は同形状のものを探して交換できる箇所は差し替えを行い、細かなひびなどは補修を行ってからの塗装とし、屋根瓦のセメント地が見えている部分を先にプラス1回塗りしてから規定の塗装仕様を進めて行きました。
要望により塗り替えが15年ごとぐらいの計画でしたので、標準的なシリコン塗料ではなく、今回は屋根も外壁も耐久性のある無機塗料で行いました。屋根はブラウン系、外壁は元色よりも少し濃いベージュとし、周りのお家と同じにならないように黄味を強くしました。
足場が設置されている間の方が安全に作業がしやすいため、接触が不安定になりかけていたアンテナ関係を刷新し、安心してお正月観ることができるようになりました。年末になりご迷惑をお掛けしましたが、無事最後に足場を解体し、完成となりました。
(和歌山市にて)