平成31年4月22日から5月8日(大阪府阪南市)
昨年の台風でテラスの屋根、縦樋の一部が飛ばされてしまい復旧工事に伺いましたが、その時に飛来物により外壁が欠けた所も発見したため、前回の塗り替えからすでに15年以上経過していることもあり外壁の塗装も依頼して頂きました。
ひび割れが多く発生していたこと、また一見、塗装はしっかりしているようでしたが、所々塗膜が弱って剥離している箇所があり、取り除いた上で塗り替えを進めることにしました。
台風でガタガタなっている軒樋は、金具をさび処理をしてから、固定するワイヤー交換もすべて行うようにしました。
外壁はカットをしてからひびに充填し、さびている部分への下地処理を行い、下塗りシーラーを塗装してから、玉模様の吹付、微弾性フィラーでの凹凸調整を済ませてから、色を塗っていきました。
また大きめのひび割れ部分には弾性の塗料を用いて、何回かに分けて塗膜を厚く付けるようにし、表面にひび再発が出ないようにし、忘れた箇所が無いよう確認も念入りに行いました。
外壁の仕上げを規定量を計りながらしっかりと施工した後、雨戸や樋・ひさしの塗装へと移っていき、錆が発生している所にはさび落としをしてから転換材を塗布し、腐食した部分に当てものをして塞ぎ、色の2回塗りで仕上げていきました。
屋根は工事対象外でしたが、瓦の谷部分の漆喰が雨水により流れてかなり無くなっていることに気づいたため、時間の合間に屋根漆喰を施工しました。正面側のタイルと基礎部分にクリアー塗装を行い、波板テラスを張り替え、エアコンのテープ巻き・バンド留めなど細かなところも確認して完了となりました。ありがとうございました。(大阪府阪南にて)