令和5年8月16日(和歌山市・雨漏れ散水調査)
新築から10年少しが経過したお家ですが、少し前から雨漏りするようになったということでご連絡下さいました。
始めは1階の天井ダウンライトから、2回目は掃き出し窓のサッシ上辺より落ちてきたとのことで、距離にして50センチほどズレたそうです。
雨漏れした当日の天候を調べたところさほど風は強くない日にも漏れていることが分かりました。それとこれまでの経過をヒントに調査のポイントを探っていきました。
ちょうど上付近にはバルコニーがあり、日当たりの良い南向きの位置でした。また手すりや笠木板金などもあり、散水のポイントとすることにし、①から⑤で順番に調べつつ赤外線カメラを併用しながら確認していきました。
ちょうど少し前に雨漏れした後ということもあり、室内側の廊下天井に入った断熱材にまだ湿りがあったことから、赤外線カメラによる反応が判別しにくい状況でしたが、最後は天井裏の断熱材より上側を目視で1つのポイントからの漏水を再現することができました。
他の箇所からは再現とはならなかったため、今回の雨漏れ原因は1つであると確認することができました。引き続き修繕工事へと移らせて頂きます。(和歌山市・雨漏れ調査)