令和5年2月27日から3月7日(和歌山市市小路)
鉄部のサビが進行し穴が開いてしまっていることが心配だとご連絡頂きました。高齢のため自分では高い部分を確認できないので、チェックしてさび止めから塗装してもらいたいとのことでした。
一部鉄骨にはすでに腐食が進んで穴があいている箇所がありましたが、ひさしの上側の板金の方には穴あきはありませんでした。
ケレンと清掃を済ませてから錆びた釘は交換し、まずさび止めを塗装しました。
また横側の木部には「木部用下塗り材」を塗装し、釘頭やすき間はシーリングで雨が染み込むのを防ぎ、それから全体をシリコンのこげ茶で2回塗りしていきました。
また穴あきの鉄骨部位はさび止めなどの塗装の後で、これ以上腐食が進まないように板金をあてることで対応しました。
次にひさしの下側の軒天が雨で表面がボロボロになっていましたので撤去し、下地木材を軒天材に合わせて入れ直してから、新しいプリント軒天材を張り替えました。これで長持ちしますので、これから安心してもらえると思います。
高所での塗装作業がありましたので、念のため2人作業とし安全にも十分注意して完了することができました。(和歌山市市小路にて)