令和4年11月1日散水調査(和歌山市大垣内)
かなり前から1階和室縁側の天井部分に雨漏れがあったとのことでした。ほんの少しのシミだったため、気にしなかったようですが、最近染みの形が大きくなってきている気がするということでした。
現地確認させて頂くと、真上が2階の外壁と1階の瓦屋根との取り合いでしたので、そのラインに沿ってセグメントを考慮し散水調査を実施することとなりました。
大きな染みが2つあるため、今回は下屋に沿って散水する箇所であるセグメントをそれぞれ4か所設定し、順番にインターバルを取って確認していきました。
サッシ周りは問題ありませんでしたが、セグメントの一つから漏水を確認することが出来ました。外壁である杉板の経年劣化が進んでいることに加えて、一次防水である壁内の防水シートにも問題があることが分かりました。
原因としては、外壁の板が年数により反りが大きくなって、板自体の隙間や羽目部分が欠けてしまい雨漏れがより進んでしまったと考えました。
雨漏れの箇所が判明しましたので、調査結果に基づいて、後日止水工事を実施させて頂きます。(和歌山市大垣内にて)