令和4年1月17日から2月5日(和歌山市榎原)
築25年以上が経過して雨漏りが南向きのキッチンの小窓からしているとご連絡頂きました。自分で怪しいところは詰め物をして対応しておられましたが、そこ以外にも窓の周りのシーリングが劣化というよりほぼ機能していない状態でした。さすがに手を入れないと・・ということで、雨漏りの原因を確認してから全体のシーリングや外壁塗装を行うこととなりました。
もちろんシーリングの痛みだけでなく、外壁のボードにも年数が正直に出ていました。サイディングボードの凹凸の上側が削られ、素地が見えている感じでした。
そこで下塗りを塗装する際に、素地部分を重点的に塗り重ねて吸い込みを無くし、全体が均一になるよう調整をしていきました。一度塗るたびに6時間の乾燥が必要なため、少し手間を要する工程となりました。
シーリングは撤去してみると、深さが足りていない箇所が見られたため、バックアップ材ではなくボントブレーカーを貼って対応して充填していきました。
屋根の方も下塗りを何回かに分けて塗り重ねて下地調整し、下塗りの最後に遮熱の白を塗装して、今回はグレーの仕上げ色がきれいに映えるようにしていきました。
また軒樋が各面で分離している付け方だったため、竪樋も含めて一旦外し、鼻隠しや金具の塗り替えを進めました。たまたま天気が続いてくれた日程だったため途中で仮復旧もせずに作業が出来ました。
外壁の塗料は低汚染にこだわったものを採用し、隣が駐車場で日当たりの良い南面とバルコニー張り出し部分は、とりわけしっかり塗装するよう心掛けて施工しました。(和歌山市榎原にて)