令和3年11月29日から12月18日(和歌山市西浜)
目地のシーリングが剥がれ落ちた箇所が有り、サイディングボード角部分のコーナーが開いてきているということでした。築年数からシーリングは限界がきており、コーナーは釘のようなもので留めているタイプでボードの反りに対応できないようになっていました。
コーナーには接着剤を入れてから、脚の長さを考慮したビス止めである程度反りを戻し、その上からシーリングを打つようにしました。
サッシ周りを含めたシーリングは全部撤去し、打ち替えるようにしましたが、入隅や窓周りが三面接着している箇所が多く、撤去に手間取ってしまいました。
打ち替える際はもちろんバックアップをすべてきちんと入れて、施工するよう注意しました。
屋根はいつも通り下塗りに力を入れて下地調整をしてから、遮熱性能を重視し白系の色で仕上げました。また細かな屋根材の割れには、補修材を用いて修復してから塗り上げるようにしました。
朝には屋根が濡れる時期となりましたので、塗装の始まりと終える時間帯に細心の注意を払って品質が落ちないよう気を付けて塗り上げました。
破風などの付帯部のシーリングも撤去し打ち替えを済ませてから塗装し、足場のあるタイミングでアンテナの金具も新しく交換しました。
最後に付帯部の雨戸シャッターを吹き上げて、基礎のクリアー塗装をしてから完了することができました。
ペットが音に敏感ということで私たちもどうなるかなと心配していましたが、お客様のご協力もあり無事に施工を終えることが出来て安心しました。(和歌山市西浜にて)