令和3年5月8日から13日(和歌山市島橋)
外壁の色あせが進んできたのでそろそろ塗装したいとご連絡下さいました。サイディングを重ね張りした西面は、日当たりが非常に良く濃いめの色が薄く白くチョーキングしていました。
既存のモルタル部分もひび割れがいくつか見られましたので、まとめて同じ色で塗り替えることになりました。脚立でも塗装可能な高さであったこと、足場を立てると道路に出てしまう上に通勤の交通量が多い・・などの理由で、転倒に注意しながら脚立作業で行うことにしました。
雨の日にチョーキングを丹念に洗い流すよう、圧を上げ過ぎずじっくりと高圧洗浄を済ませました。
一部のシーリングがかなり切れていましたので、その部分は後打ちで最後に仕上げることにし、それ以外のシーリングを先に行ってから塗装することにしました。
錆びた外壁のビスは交換し、板金や後付けのひさしも錆びが発生していましたので、さび処理をしてから主に付帯部をこげ茶で仕上げていきました。
外壁はシーラーの後、アイボリー系の色合いで塗り替えていき、西面は特に塗り回数と希釈に気を付けました。加えて日が当たらない午前中のうちに塗装を終えるようにして、水性塗料での仕上がりがきれいになるように調整しました。
また塗装面以外の部分は、杉板部分は木目調ガルバリウム鋼板を上張りし、トタン部分はガルバリウム波トタンを張り替えて対応しました。
最後に外壁には塗装に合わせた色のシール材で、板金には茶系などのシーリングを行って雨水対策をし、予想より早すぎた梅雨までに無事に終えることができました。(和歌山市島橋にて)