平成31年4月4日から18日(和歌山県海南市)
建ててから10年足らずのきれいな様子でしたが、早めに手入れをして良い状態を保ちたいというご希望で伺いました。せっかくの外壁塗装をするのなら、耐久性のある塗料で塗り替えたいというお話でしたので、無機塗料を提案させて頂きました。気候のよい春の時期に・・ということになり半年以上お待ち下さり施工へと入らせて頂きました。
屋根はセメント瓦用の下塗りから塗装を始め、細かな割れなどを確認し調整しながら、1日に1回ずつ屋根用の無機で塗り重ねていきました。
外壁はシーリングを先に全ての目地・窓周りを済ませてから、吸い込みの激しかった部分には下塗りシーラーの回数を増やして、全体がしっかりと密着するように注意しました。
昨年の台風で何かが飛んできて表面が削れた部分は、外部用パテで埋め戻してリシンの模様を復旧してから無機塗料で塗装するようにしました。
また色調の違う2色の塗り分けが各面に有りましたので、養生を加えながら並行して塗り進め、最後の塗り工程は長持ちするよう塗る量に気を配りつつ、2色が接している箇所をチェックしました。
破風や樋などの付帯部も仕上げていきながら、無くなっているボルトをはめ込んだり、エアコンの穴のパテを新しくして化粧カバーを復旧したり、配線等をケーブルタイで固定し、足場がある時にしやすい内容のことはできる限り済ませて、外壁全体を整えていきました。
最後に台風時に傷ついた雨戸シャッターの塗装を行って、基礎のクリアー塗装をして完成となり、足場解体後に家の周りのフェンスを戻して終了しました。(和歌山県海南にて)