平成31年1月7日から1月30日(和歌山市府中)
昨年の台風で屋根の棟板金が吹き飛んでしまったというご連絡を頂きました。幸い板金は敷地内に落ちていましたので、ひとまず昨年の段階では仮止めをし、雨対策をしました。
屋根の修理するにあたって安全作業のため、足場を組むお話をしていたところ、それなら一緒に屋根を一度も塗り替えておらず傷んでいるので塗装しよう・・・続いて前回の外壁塗装から10年以上経っているので外壁も塗り替えよう!ということになり、それなら工事期間の確保のため、お待ち頂いておりました。
屋根は相当年数が経過し劣化しているため、まず入念に高圧洗浄で汚れをおとすことから始めました。その際に板金部分などから雨漏れすることがないよう養生にも配慮しました。
また飛散した板金だけでなく、あちこちの桟木が吸水し劣化して釘が効いていないため、一度すべての板金を取り外し、中の桟木を取り換えてから板金を復旧するという工事を塗装と並行して行いました。
外壁はパネルの継ぎ目部分にひび割れが発生していましたので、エポキシの下塗りを行って固めてから、弾性塗料で割れ防止の工程を踏んでから色の塗装へと移っていきました。
他にもアンテナと取り付けている金具が劣化していたため、屋根の上から外壁部分にアンテナを付け替え、軒樋は反り返ってしまっていたため、金具も含めて新しくし、換気フードや外部電源のコンセント・縦樋金具・トイレ換気扇など弱ったりサビたりしているものは全て交換していきました。
外壁を塗り替えながら軒天井など鉄部の錆も目立っていたため、サビ転換剤を用いてサビにくく塗装を行い、最後にテラスの波板も台風で一部飛んだため、アルミの桟を一本増やして新しく張り替えて完成させることができました。
(和歌山市府中にて)