平成30年3月12日から3月28日(和歌山県湯浅町)
築10年あまりの新しいお家でしたが、特に南西面の外壁シール表面が劣化しきっており、防水性能が不安だとの相談でした。北面など日の当たらない外壁はまだ大丈夫な状況でしたが、シーリングを打ち替えるために足場を建てるので外壁も洗浄してから、クリアーで塗装して耐久性を与えようということになりました。
シーリングの撤去からスタートしましたが、元のシールが撤去しにくいもので時間がかかってしまいました。撤去した部分を雨のことを考えて当日復旧させていく・・という工程を組み直しました。
また当初は樋などの付帯物は塗装しなくてもよいということでしたが、塗り替えを進めていく中で汚れが目立ってしまったのできれいにした方が引き締まった雰囲気が出て良いと感じ、合わせて塗装させてもらうことにしました。
外壁の柄に合わせてシーリングの色調を決定し、今回無機塗料のクリアーのグレードに合わせて、オートンイクシードという高耐久のシーリング材料を使っての塗り替えとなりました。
無機クリアーは南や西面を、メーカー仕様より1回塗り回数を増やしたり、希釈率を下げて全体を仕上げるなどのバランスを整えるように気を付けて塗装を施しました。
足場の解体の前に、アンテナやエアコン関連の必要な部分にもシールを施工し、最後に基礎もクリアーで撥水させて完了となりました。(和歌山県湯浅町)