2017年9月18日から10月9日(和歌山市向にて)
使用塗料:水性ペリアート(外壁)アドグリーンコート(屋根)
築25年が過ぎてシーリングの劣化が激しくなっており、10年近く前に塗り替えた屋根も状態が悪く色褪せが進んでいました。となりの母屋が更地になったのを機に、全体を塗装させて頂くことになりました。
樋はさびがひどく機能を果たしていないため、全部撤去して新しく架け直すことにしました。
屋根の勾配がきついため、まずは安全に足場を組み上げることに注意しました。シーリングがすかすかの状況でしたので、先にバックアップからすべて取り除き、新しく入れ直してから外壁の凹凸に合わせて仕上がりを気をつけながら、シーリングをたっぷりと充填していきました。
外壁・屋根を塗装する前に汚れた樋を撤去して、鼻隠しなどの塗装を進めていくことにしました。屋根は板金の釘の浮きが多く見られたため、釘をビスに交換してから、落下に注意しながら断熱効果の高い明るい色合いで仕上げていきました。
塗装が終盤に入ったため、ホワイト系で樋を新しく取り付けました。
外壁の凹凸に合わせて、縦樋の金具の長さをぴったり合わせるのが難しい作業でしたがよい出来栄えとすることができました。
外壁はサイディング部分と本体部分との色の調和を見ながら塗り替えていき、多彩模様の仕上げ吹きは面積割で量を配慮しながら十分な量を吹き付けるようにしました。最後にバルコニー床などを塗装して、完成となりました。(和歌山市向)