平成28年9月5日から17日(和歌山市小松原)
目地のシーリングが劣化して落ちている部分は有りましたが、全体的に大きな痛みはまだ発生していない状態でした。基本的なことを抑えて、標準的に塗り替えて、色合いは新築時のような雰囲気がよいとのご要望を頂いて、お任せ下さいました。
夏の暑さが幾分和らいだ9月から入り、屋根から基礎に至るまでの外回りの塗装すると良い部分は全て作業に含めて工事を進めることになりました。
まず目地部分のシーリングを打ち替えて高圧洗浄しても大丈夫な状態にして、きれいに汚れを落としてから窓回りなど残りのシーリング工事を行いました。
外壁と並行して、屋根も下塗りや割れの補修などを施してから色調整を行いながら、塗り替えていきました。外壁の痛みが進んでいたバルコニー周りは、下塗りを何回かに分けて塗り重ねて、下地を他の部分と合わせるように気を付けました。
軒天井との色分けや、屋根の仕上げ段階の調合・希釈などにも注意を払いながら、順番に完成させていきました。
今回元々の色のようにしましたので大きな変化は有りませんが、艶持ちのある落ち着いた雰囲気に仕上げることができました。破風や鼻隠しは外壁と同色で仕上げ、軒天井は外壁より2段階明るいもの、樋は少しグレーに寄ったブラックの5分艶、屋根は濃いグレーとしました。
塗り替えてすごく目立つということはないですが、じっくり見ると外壁塗装したんだな・・と分かるくらいのとても穏やかな表情とすることができました。足場を撤去してから最後にバルコニー床も仕上げて完成となりました。
ありがとうございました。(和歌山市小松原)