令和5年9月25日から10月18日(紀の川市貴志川町)
屋根上にある小屋の外壁が劣化し表層がめくれてボロボロになってきていると連絡頂きました。サッシ周りからの雨漏れにより、サイディングの裏側に水が回ってしまっていました。
原因となるサッシのゆがみが台風によるものと認められたため火災保険を適用してその部分は修繕を行い、合わせて前回の外壁塗装から10年以上が経過しているため、足場を用いて全体の塗装工事もする運びとなりました。
外壁ボードの吸水による劣化はバルコニー周りにも見られました。
こちらは笠木の内側の収め方に問題があり、強い風雨の際に同じくボードの上端から裏側に水がまわっているのが原因でした。
一旦笠木と留め具を外して、シートが露出している箇所を防水し、その上で復旧を行いました。
修繕の方法として、バルコニー周辺はこれ以上水が浸入しないように対策してから、吸水し傷んだ外壁の部分を板金でカバー工事しました。
その上で全体の外壁塗装を行い、同色で仕上げました。
外壁をめくった部分は、類似の金属サイディングで張替え工事を行い、シーリングし直して対応しました。
他の箇所については通常のシーリング撤去と打ち替えからスタートし、屋根も並行して塗り上げるように進めました。
工事の途中から朝晩の冷え込みが始まりましたので、山に近い立地もあったため、屋根を塗装する時間帯に余裕を持たせて切り上げるように注意しました。
最後にドアの板部分など、劣化しており塗装できる部位は全て塗装して、全体を完成させることが出来ました。(紀の川市貴志川町)